一日早いですが今週のコラムです。
特撮を２回にわたり語って満足モードなので、音楽の話に戻すとします。
この回からしばらく僕が音楽を始めた頃からＡ.Ｆ.Ｂを活動するまでを振り返り、
これまでの出来事・出会いなどを思い出しながら話をしていこうと思います。

僕が音楽を始めたのは小学１年生の頃・・・、始めたといってもその頃は全くと
言っていいほど音楽に興味はなく、お稽古事として音楽をやってました。
姉が電子オルガンを習っていたのですが、僕自らが「俺も習いたい！」と言い
出しました。言った事は覚えてるのですが、なぜそんな事を言ったのか未だに
謎です・・・。
でもそのおかげで今では音楽が趣味の一つとして楽しめてる訳なのですが・・・。
なので、僕が始めて習った楽器は電子オルガンになります。

よく耳にするのが「エレクトーン」という言葉。ここで知っておいてください！
「エレクトーン」という言葉はあくまでヤマハの電子オルガンの名前であって、
他メーカーの電子オルガンは「エレクトーン」とは呼びません。
ヤマハの「エレクトーン」が一般によく出てるので電子オルガン＝エレクトーンと
思われがちですが、「エレクトーン」という言葉はあくまでヤマハが作った電子
オルガンの商品名です。

小学校低学年の間は、自分で言い出した為に電子オルガンの教室に通ってました。
地元の教室だったんですが、今思うとおもしろい所にありましたよ〜！商店街の
中に文房具店があったんですが、その二階に教室があったんです。
楽器屋に音楽教室があるのならまだ分かるのですが、文房具屋の二階というのが
これまた！　そして入ってびっくり・・・、
まあ当然といったら当然だったんですが、他の生徒が皆女の子！！今の僕なら
うれしい事この上なし！！
でしたが、あの頃はめちゃめちゃ恥ずかしく嫌でした・・・。
しかも、学校で同じクラスの子もいるから非常にタチが悪い・・・。　
最近では男の子もピアノといった楽器を習う子が多くなってる世の中ですが、
あの頃は男がピアノ？オルガン？？みたいな時代で肩身が狭い気持ちでした。
クラスで馬鹿にされた事もありましたしね〜。なんというか、あるんですよね、
子供心というかなんというか、女の子に囲まれてるのが超ハズカシイー！といった
頃が＜汗＞
更に、小学１年生だから親子同伴、隣に母親！？勘弁してくれー！みたいな・・・。
早速自分で言った事を後悔してしまいました。　

通い続けていくと、遊びたい盛な年頃でもあり（今も変わってませんが）辞めたい
気持ちも生じてきます。
親に告白すると、「二年生になったら辞めてもいいよ」と言われ続ける事にしました。
二年生になり、「辞めていいよね？」と言うと、「三年生まで続けよっか！」と
言われ・・・。気がつくと教室の都合上辞めないといけないところまで続けさせら
れていました。
そしてピアノ教室に行く事になるのですが、これもまた「来年になったら辞めて
いいから・・・」といった感じで・・・、単純で騙されやすいガキでした。

学校で同じクラスの女の子が二人いたのですが、幼稚園も同じで共に行動していい
思い出だったのを覚えています。
前述で述べてましたが、最初はめちゃめちゃ嫌でした。でも１年程通っていると
そんな事はいつの間にか気にせず、唯一早く帰って遊びたいな〜！みたいな事だけ
考えながら何気に通ってました。
そうして通っている内に教室の場所が変更になり、少し遠くなり、バスで通わな
ければならない状況になりました。
最初は親子同伴で通ってたのも、小学校三年生にもなればその二人の友達と通う
ようになりました。
レッスンが始まるまで、三人で教室のロビーでチョロＱを走りまくらせたり
（よく怒られなかったな〜、と思います）、帰りにハンバーガーを食べたり、
「冒険や！」とか言って（だいたい俺が言いだしっぺです）バスに乗らず歩いて
家まで帰ったりしてました。
帰りのバスでいつもと違うバスに乗った時、二人は「このバスはこの先、路線違う
はずやから次の駅で降りよう！」と言ってたんですが、僕は「そんな事ないで、
このまま乗ってても帰れるから俺乗っとくわー！」とか言って二人を困らせた事も
あります。
と言っても、最終的には僕の言う通り目的のバス停にちゃんと着きましたが（笑）
最近会う事はあまりないですが、一人は結婚して時々道端で会って少し話したり
します。周りの友達が結婚するといった話はよく耳にするようになりましたが、
幼稚園からの幼馴染みの結婚話はまた違う嬉しさを感じます。
あの頃のあの子が結婚か〜、なんか変な感じやな〜！みたいな・・・（笑）

そして小学校４年生になり、ピアノ教室に一人孤独に通うようになるのですが、
そこから俺の中でまた何かが変わっていきます。その辺のお話は次回お伝え
致します！