Ｈ.Ｐが更新されて今日初めて見ました。すごいな・・・。
植盛氏（ここで氏を使ってるのは確執があるからではございません）ほんとご苦労
さまです。

一日早いですが、気にしないでください。
俺が植盛と初めて会い、初めてバンドを組んだのは高校３年生の時です。高校生活
３年間ずっと組んできたバンドもいろいろバンド名を改名してましたが、この頃は
もう「パイロマニア」（つづり、自信なくカタカナで書きました・・・）というバンド名で
落ち着いていたと思います。
意味は放火魔という意味らしいのですが、誰が付けたのか・・・。
ヴォーカル、ツインギター、キーボードの４人で頑張ってたバンドもドラム、べーシスト
植盛の二人が加わった事で申し分のないバンド編成になった訳です。

その植盛、今と比べてもそれほど変わってないような気がします。
もちろんいい意味で。
常にまじめに取り組む人なのだな〜、と思ってます。そしてあまり人と争ったという
話も聞いたことがないです。
誰にでも合わせられる優しい性格なのでしょう。この辺は彼の人脈の多さで改めて
納得させられました。
ライブでも彼が一番お客さんを集めてくれます。そして彼のお客さん方々も毎回来て
くださるといったいい人達ばかり・・・、感激です！
正直彼がいる事でパイロマニアもそうでしたが、ＡＦＢも今までこれといったもめ事が
ない気がします。
いい人でがんばってるのが伝わるだけに、彼に意見は述べる事もありますがあまり
キツイ事は言えません。
というより、だいたいの意見を彼は素直に受け入れて応えてくれます。そしてそう
いった人が時に発する意見はなかなか重みがあり説得力があります。
そんな感じでうまくバランスがとれているのかな〜、と思います。

パイロマニア時代彼はそれまであまりバンドサウンドを聴かなかった、と聞いてます。
初めて会った時、「どんな音楽好きなん？」と僕が聞いた質問に対して「あまり音楽
聞く方じゃないけど、ビートルズやカーペンターズを聴いたりするかな？」という返事
が返ってきたのを覚えてます（なんとなく・・・）。
そんな彼が今趣味として音楽でがんばっている事に、パイロマニアに入ってくれて
良かったんやな〜、と思ったりします。
俺が誘った訳ではないですが、誘ってくれたメンバーに感謝です。

そんなパイロマニア、文化祭に出演する前にライブをやろう！という話になりました。
初ライブです。どこかホールを借りてライブをする事にしました。僕達だけならかなり
出費がかかるので、もう一バンド、クラスメイトのバンドを誘ってブッキングライブ
というかたちにしました。

曲をどうしよか〜？と話になります。
さすがに高校生の頃はオリジナル曲をする度胸も技術もなかったのでずっと
いろんなバンドをコピーしてました。
今思うとこのバンドは洋楽一切しなかったな〜！Ｊポップばかりやってました（笑）
高１の時にはＢ'z・ＺＩＧＧＹ・ＴＭネットワーク、高２・高３でイエモン・黒夢・ラルク・
ＬＵＮＡ ＳＥＡ・ＧＬＡＹ・・・。
僕的にはＴＭネットワークが一番やりたかったです（もちろん！）。しかしバンド
メンバーにはあまり受け入れられなかったです（もちろん！）。
僕のわがままで１曲だけさせてくれました（ちなみに「ＢＥ ＴＯＧＥＴＨＥＲ」です）。
確かにＴＭネットワークのスコア、あれはバンド向きではなかったです・・・。

であれこれコピーする内にＬＵＮＡ ＳＥＡのコピーバンドとなりました。
初ライブはＬＵＮＡ ＳＥＡのコピーでいこう！となりました。これはさすがに僕にとって
は辛かったです！（笑）キーボードの出番が全くと言っていいほどないんです。無理に
強引にスコアを基に自分なりにアレンジし、１曲１曲に合う音色を考えました。
これが吉とでるか凶とでるか・・・、今考えると凶ですね・・・。というより今ならもっと
いいアレンジが浮かぶはずっ！！

ライブ初体験の時は緊張するよりはワクワクしてました。
昔全くと言って良いほど音楽に興味がなかった僕がこれ程まで自分の演奏を聞いて
ほしい！見てほしい！と思った事なかったですし、やっとこの日がきたんやな〜と。
皆どんな感じで見てくれるんやろ〜！て、初めて人の前で演奏する事に楽しみを感じました。
そんな期待とは裏腹に初体験ライブは何事もなくごく普通に終わりました・・・、特に
これといった反応もなく・・・。まあ現実はそんなもんです（笑）
しかしそれも含めて楽しめました。初めてのライブ、ヘコむか、自信がつくかどちらか
です。あのライブが終わった後、次もがんばろー！と思った事は確かです。それだけ
その時の演奏に後悔はしてませんでした。
時に思うのですが、上手く弾けるかどうかより、今できる事をどこまでできるかという
事が大事なんだな〜、と思う時があります。
人はいきなり成長する訳ではないのですから。

次回は文化祭でのライブ、パイロマニア解散までの話をしていきます。
楽しみな人はお楽しみにー！（笑）