第22回 『ある音楽の授業で・・・』

今日はコラムを書こうかどうしようか微妙でしたが、いつ書こうが一緒のような
気がしたんで今日やっときます!
セッションライブが今週の日曜日と迫って来てます。とりあえずはそっちを集中
している今日この頃・・・。
もちろん!AFBも忘れちゃあいないですけどねっ!!こちらも、9/19に向けて
がんばっていかなければいけない。

さて、先週のコラムで大学時代に組んでいた、エレクトリック・バグについて話を
しました。そして、そろそろAFBの結成話に近づいてきてる訳ですが・・・。
ここまでにもう一つだけ学んだ・・・というか、音楽の話を一つしようと思います。
たぶん深く話せば頭が痛くなるような話かもしれませんので程々にしようかなと。
こういった話もあったよ、といった感じで読んでいってください。

ある音楽の授業を受けました。
授業初日、先生が僕達生徒にある質問をしてきました。
「音楽、て何?」と・・・。順番に一人一人の生徒に問いかけ始めました。皆さん
ならどう答えるでしょうか?
だいたいの生徒が「音を楽しむモノ」と答えました。というか俺もその一人ですが・・・。
それしか答えようがありませんでした。全部聞き終えた先生は、さらにこんな質問を
しました。
「じゃあ、楽しむ、て何?どういう状態?」・・・言葉では何と言っていいのやら・・・。
表現しづらいですよね。生徒皆とまどってました。
最終的に先生が言いたかったのは、「音楽で飯を食おうと考えてる以上、楽しい、
という曖昧な言葉で終わらせるな」という事でした。
「楽しむ」とはどういった状態で生じるのか、なぜ人間は「楽しい」という精神状態
になるのか、・・・考えていけば、哲学的な話になってきます。
でも僕はその言葉を聞いて、なるほどな〜!と納得してしまいました。 

文字通り「音を楽しむ」と書いて「音楽」!!その「楽しむ」の根本の意味が解明
できれば、「音楽とは何か?」の答えも初めて生まれる。
「楽しむ」の根本の意味を解明させるのは絶対不可能でしょう(もしいたら、その人は
永遠に大スターだ・・・)。
でも、音楽を演奏してお客さんに聞いてもらっている僕達は「楽しむ」という意味を
少し深く探る必要がある、と思います。
僕達、ライブをする方は「今日は楽しんでいって下さい!!」とか、「皆を楽しませる
ようなライブにしたい!」とよく口にします。
もちろん、そう考えて皆ミュージシャンは活動してるはずです。問題は「どうすれば、
聞いている人達を楽しませる事ができるだろう?」です。
僕達が楽しいからって、聞いている人が楽しくなるとは限りませんし、僕達がかっこ
いいと思ったからといって、相手にかっこよく伝わるとも限りません。
まあ実際、お客さんの反応を肌で感じて経験していく他はないんでしょうが・・・。
ホントにいいライブにしていきたいのなら、そういう事も常に考えていかないとな〜!
とあの授業も踏まえて、また今までの音楽活動も踏まえて、そんな風に考えたり
もします。
バンド活動をやり始めて10年ちょい・・・、ただ単に音楽して、ライブをして、自己
満足だけ!という時期は終わりました。自己満足も基本的に必要なんですが(笑)
それだけじゃなく、相手側の気持ちも考えてライブに励むようにここ何年間はやって
おります。どう考えてるか?それは言えません(笑)ネタばらしはライブ後に発表します!




SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送