第54回 『自分のセンス』

前回のコラム、見てみるといつの間にか替え歌メドレーにっ!!(笑)
替え歌といえばやはり嘉門達夫でしょう・・・。「あなたはもう忘れたかしら、荒井 注がドリフに
いたのを〜」(かぐや姫「神田川」の替え歌)が好きでした。

再結成バンドの話もありましたが、JUN SKY WALKER(S)も再結成するそうで少し
嬉しいです。
80年代を代表するバンド、と言ってもいいと思います。
初期の曲は特に単調で分かり易くとても好きです。 小・中学生の頃にもまだ流行ってましたから、
俺らにとってはやはり青春サウンドです。
AFBの曲で「俺と共に」がありますが、かなりこのジュンスカの曲を意識したりしてます
(実のところ・・・)。

ではでは今回のテーマは、しばらく続いてたバンドネタの最終話ですね!キーボードです。やはり、
自分担当の楽器で最後に締めなければ・・・。

ドラムやベースが「心の臓」の役割をし、ギターが「骨」、ヴォーカルが「肌(顔)」といった風に
表現してきました。それらが揃えば、一人の「人間」が誕生する訳です。
(そうそう、松伸さんの言うお客様の声援は「栄養」という表現もそうだと思います。)
キーボードは何に例えられるか? 以前のコラムで「服・装飾品」と例えてます。
ただ、担当してる自分が言うのも何ですが・・・、「バンドという中に必ず必要か?」となると
「そうではない」と思ってます(汗)。
「曲」という人は、変に着飾らなくてもカッコイイ曲(人)はいます。そういう曲(人)が好きな人も
いるでしょう。しかし、そんなあってもなくても良いような楽器だからこそ、存在するとより大事な
パートになると思うのです。

キーボードは、加われば曲(人)をプラスに高めてくれる、そういったすごい楽器でもあります。
しかし、使い方によって、その曲(人)と上手くハマればプラスになるのでしょうが、下手すると
マイナスにしてしまうという危険な面も持っています。服と同じで、音もその曲の雰囲気に似合う・
似合わないがあると思うのです。
ただ服もそうですが、どうしても着せたい音があれば、(曲の)全体の雰囲気を変える必要があります。
キーボーディストはいわば曲のファッションデザイナーだと思っております。

話が少しそれますが、最近「お洒落するようになったね〜!」と言われます(笑)
実際、俺のお洒落センスが良いか・悪いかは別として・・・、「お洒落」というのに興味を抱くようには
なってます。100%キーボードが理由でという訳ではないですが、きっかけの一つと言っていいかも
知れません。
日常生活において、自分のお洒落センスを追及していけば、音作りの意識も変わるのではないか?
(この曲に着せたい音は俺のセンスではどんな音を選ぶか・・・といった具合に)
そういった事を考えたりしてます。
自分がお洒落だと思う「ファッション」「こだわり」「行動」を考えるようになりました。
(つい昔は全然でした・汗)

小さい頃からピアノを習い続け、「鍵盤楽器には自信あり!」と思ったところから始めたキーボード、
接すれば接する程「技術」だけでなく「音色選び」の重要性を思い知らされてます。
技術は技術で練習を重ね、日常生活では自分のセンスを探し求めて今日も街を旅していく山口・・・、
そんなキーボーディストであります。 




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