第8回 『詞 』

すいません、一日遅くなってしまいましたが・・・、今週もドーンといってみよー。

2回にわたり作曲・作詞のお話をしていますが、今日は詞についてお話し、3部作
最終回としましょう。過去2回の話をまとめます。

1回目:作曲とアレンジの重要さについてお話しました。
メロディーは感覚で思いつき、誰でも作曲できるもの。その曲を良くするかダメに
するかはアレンジ次第。

2回目:アレンジの第一歩として、僕はシーケンサーという機械を使い、自分の
描いている曲のイメージをデモ的なバンド演奏にさせてメンバーに聴いてもらう。
後はメンバーにお任せ。

といった感じでした。曲が出来上がれば詞を考えるんですが、詞のテーマは出来
上がった曲調によって決まる事もあれば、曲を作る前に詞のテーマだけ決めてる時
もあります。

ベースの植盛氏が「リーダーみたいな詞は書けない」と言うてくれてますが、俺と
植盛の詞の内容は似てる方だと思います。
ただ違うのは多分言葉のニュアンス、なんか植盛の詞はさわやかな感じがします。
俺から言わせれば植盛みたいなさわやかな詞は書けません!植盛だから
似合うー!みたいな<笑>
俺の詞はなんか濃い〜!感じ(おっさん臭〜いような、男臭〜いような・・・)。
やっぱ性格が出ているのでしょうか・・・、
だから植盛氏は僕のような詞が書けなくても全然問題はないのです<笑> 

ましてや大谷氏の詞もとうてい書ける訳もなく。なんというか、よくこんな難しい
言葉を知ってるな〜!みたいな・・・。
なんか紳士な言葉づかい、て感じです。俺にはああいった言葉は出てこない、
というか俺の頭の辞書にないかも・・・。やはり大谷らしい〜! 

今までの曲を振り返るとA.F.Bの詞はわりかし前向きにがんばろー!という詞が
多いです。特にそっち系を狙っている訳でもなく、偶然そうなってしまってます・・・、
やはり性格の表れか!?といった風に書いた人本人の個性がもろに出る物で
非常におもしろいです。
最初はじめて詞を書いた時はホントこっ恥しい気持ちになりながら書いてました。
人にみせようモンなら「リーダーの詞、クサいな〜!」と言われたりもしたものです
(特にラブソング・・・)。
でもですね・・・、クサくてもいいんです!むしろクサくないといけない!クサいのが
怖くてイイ詞が書けるかっ!!自分の気持ちをありのまま、素直に言葉にしていこう
と思います。
小細工無用!目指すはストレートの直球勝負。
詞を書きたいと思っている方、自分らしさを大事に持っていてください。人に何と
言われようが。

以上、作曲・作詞についてはこんな感じです。高校時代から曲を書き始め今に至り
ますが、これまでに気付いた事と言えば、出来た曲が自分の中で満足できてようが
満足できてまいが、誰かに聞いてもらうまでは分からないという事。
作った本人がこの曲イケてね〜!と思っていても聴衆にヒットする例もいくつか
あります。
A.F.Bの曲で挙げるなら、「青空の下、丘の上で」。
この曲、大急ぎで書いた曲であるだけに、なんか中途半端に出来上がっちゃった
な〜!という思いでした。
正直な話、3回目あたりのライブでメンバーに「この曲もうボツにしよう!」と
言ったくらいです。
でもメンバーに止められ、ずっとライブで演奏するうちに「好きです!」と言って
くれる人が増えてます(「俺の事が・・・」だったらもっと良かったのですが・・・)。
すごい嬉しかったと同時に、なんか不思議な経験を与えてくれた曲でもあります。



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